リーダー

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介護福祉士は国家資格です。介護職員初任者研修は130時間の研修最終日に行う修了試験に合格することによって取得出来る認定資格ですが、こちらはそれよりもハードルが高く、社会福祉士及び介護福祉士法の改正により、実務経験による受験資格が変更されました。介護に関する実務経験が3年以上あり、かつ実務者研修終了の方が受験資格を得られるというように改正されたのです。別のルートで福祉士になる方法もありますが、福祉系の専門学校等に入学して受験資格を得なければなりません。どちらにせよ受験資格を得た後で国家試験をクリアしなければ介護福祉士になることは出来ないので、非常に狭き門です。

では実際には、どのような仕事をすることになるのでしょうか?初任者研修を終えた介護職員と福祉士の違いは、実際の現場では業務内容にほとんど違いはありません。しかし福祉士の場合は受験資格からもわかるように、知識と経験が求められるので、一般の介護職員よりも利用者の方や家族の方々に対して介護に関するアドバイスを専門的に行うことが出来ます。それによって介護を受けている側も、お願いしている側も安心して介護を任せることが出来るので、福祉士は介護のリーダー的存在であると言えるでしょう。

給与面でも介護福祉士の方が優遇されます。2025年には団塊の世代が大勢後期高齢者になる為、介護職員が多く求められているので、リーダー的立場の福祉士もまた、需要が高まる存在になります。介護職に就く事を考えていたり、初任者研修を終えて介護職員として働いている場合は、受験資格を満たして、さらに上位の介護福祉士の資格を取得される事をおすすめします。

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