需要が増す介護福祉士になる方法

お年寄りや障がいのある人に対して生活面を援助したり、介護に関する相談に乗ったりする仕事をしたい人は、介護福祉士がおすすめです。主な仕事内容は、お年寄り、ハンディキャップのある人、そして訪問介護が必要な人に対して、食事の介助、入浴や身だしなみを整える身辺介助、本人や家族からの相談対応などです。

2000年に介護保険法が施行されてから、介護福祉士へのニーズは年々高まってきています。そんな介護福祉士になるには、国家資格が必要になります。国家資格の中にも2種類あり、名称独占と業務独占というものがありますが、必要なのは名称独占です。この資格を取得することで、介護福祉士として活躍することができるのです。取得するためには大きく分けて、2つのルートがあります。1つは養成施設へ行き取得する場合で、もう一つは国家試験を受けて取得する場合です。多くの人が受験しやすい国家資格の受験は、筆記試験、実技試験が毎年1回ずつ行われています。筆記試験は毎年1月下旬頃に、実技試験は毎年3月上旬に実施されます。実技試験を受けることができるのは筆記試験合格者のみとなっているので、まずは知識を身につけることから始めなければなりません。

筆記試験は人間の尊厳と自立を含む計11科目からの総合問題です。一方、実技試験は、モデルに対して介助を行う試験内容となっています。なお、2005年から介護技術講習を修了すれば実技試験が免除されるという介護技術講習制度というものが導入されています。

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